WORLD DREAM TOURING 世界の子どもの声
（2010年12月14日−2012年4月4日の記録）
山田達也 / 足立 剛
2021年3月11日 公開　47分

WORLD DREAM TOURING 世界の子どもの声

（2010年12月14日−2012年4月4日の記録）

　山田達也 / 足立 剛

 

2010年12月14日
その実業家と出会った。
彼はかつてオートバイの鈴鹿８耐レースを走ったライダーだった。

2011年元日に「オートバイ・単独・無帰国・世界全大陸・15ヶ月」の冒険の旅に出発するという。

当初は支援者への説明会と壮行会のインターネット生配信と記録を依頼されたのだったが、話を聴いて胸が熱くなり、彼の思いをサポートすることにした。

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それは、行く先々で彼が子どもたちの３つの質問をして、それを自らビデオ撮影。
それにテロップた字幕を付けて随時YouTubeで公開する「世界の子どもの声」という企画だ。

これも当初は別のスタッフが対応していたのだが、北米大陸から帰国、更にゴールまでを任された。

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YouTubeに、ビデオポッドキャスト配信を加えた。

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2012年3月31日に福岡着で帰国した彼は、そこから福島へと走った。

帰国前から計画していた福島の子どもたちへのインタビューを 4月4日に実現させ、ようやく東京へ帰宅し、彼は計画と冒険と旅を完遂した。

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これはそのビデオを、僕の思いの記録として繋ぎ合わせたものだ。

そして、冒険者であり偉大なライダーである山田達也氏との間でだけ通じる言語で構成・編集したものだ。

プロジェクトの記録としてであれば、これとは違う編集になるだろう。
冒険者の記録であったら、また違う編集になるだろう。
そして、実際にはもっと多くの人たちが関わって成立・成功したプロジェクトだから、それらの人々の名前や役割を記載されるべきかもしれない。

流れだったり構成だったりで、感覚的にカットしたシーンもある。
勝手に付け足したテロップもある。

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どうにか形になったから、まずは2018年12月に企画した個人映画祭で初公開をして、翌年2月に再上映した。客観的に見て粗を修正したいと思いながらも、なかなか出来なかった。

でも、これをちゃんと世の中に出したい気持ちは常にあった。
しかし、安易にYouTubeで公開するのにはなんとなく躊躇していた。

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東日本大震災発生から10年。
この機を逃すとまた先送りしてしまいそうだったのと、世界が一変して、自分の考えも多少変わってきたところもあって、やはりいちばん多くの人の目に触れるチャンスを作るには YouTubeが手っ取り早いと思い、今日 2021年3月11日に公開する。

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この作品をつくること、公開することを快諾してくれた山田達也氏に感謝と敬意を添えて。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　足立　剛

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WORLD DREAM TOURING
http://world-dream-touring.com/

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山田達也（Facebook）
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